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ピーナッツ・乳・卵・小麦アレルギー、反対咬合でムーシールド、様々な困難を子どもたちと乗り越えようと頑張っています

ピーナッツアレルギーの血液検査、数値が大幅に下がった理由

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先日の、長男とピーナッツアレルギーの話。

 

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血液検査の結果、ピーナッツの特異IgE抗体が76.4から9.35に、クラス5からクラス3に下がりました。また、アナフィラキシーと関連するArah2抗体値も、30.1から3.82まで下がりました。1年でここまで大きな減少が見られたのは、幸運だったとしか言いようがないのですが、少しは努力の成果もあると思っています。今回は、この1年にどのような変化があったのか、をまとめます。

 

1. ピーナッツとの接触を断つ

まず、当たり前かもしれませんが、ピーナッツとの接触が極力なくなるようにしました。理由は、皮膚感作により食物アレルギーが発生する、つまり(荒れた)肌を通してアレルゲンが体内に侵入し、アレルギー反応を起こす抗体が作られる、と言われているからです。IgE値をこれ以上あげないためにも、本人が食べない、というだけではなく、周囲にピーナッツが存在しない環境を整えました。

2. 家の中からその他のアレルゲンも取り除く

次に、血液検査の結果分かった、コナヒョウヒダニへのアレルギー。驚くほど寝ない子だった長男の乳児期、「掃除をしなくても死なない」という言葉にすがり、掃除がおろそかになっていました。それを猛省、ベッドの寝具カバーは全てダニの透過率0%のアレルガードに変更(数万円かかりましたが価値はありました)。更に、アレルガードのインナーカバーの上から綿の布団カバーを掛けていることもあり、布団乾燥機、布団用の掃除機での掃除の流れをこまめにとりいれました。

また、ジョイントマット、ラグなど、ダニの温床になり得るものは全て処分しました。

3. 皮膚科に通う

アトピーとはっきり診断はされていないものの、肌がやや弱く、肘や膝をいつも掻いてしまうので、皮膚科に通って薬を処方していただきました。

4. 喘息治療を行う

ピーナッツアレルギーが分かったのと同じ頃、喘息との診断も下りたので、ピーナッツアレルギーのリスクを減らすためにも喘息の治療を行いました。飲み薬(シングレア)の毎晩飲むことに加え、家庭用の吸入器を購入し、パルミコート、時にメプチンを加えての吸入を半年以上続けました。(今ではほぼ治癒しました)

 

以上の成果があったのは、血液検査の非特異IgE値が減少したことからも見て取れます。

589という高い数値から、384まで減らすことができました。次回の血液検査は、9月。その結果を見て、入院しての負荷試験及び経口免疫療法について、先生と相談して決めていく予定です。