3歳娘がムーシールドを受け入れるまで
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3歳半、ムーシールドによる治療を始めた長女。
歯医者さんでは嫌がって大泣きしたため、その場ではすぐに外して何食わぬ顔で帰宅しました。今回は、ムーシールドを毎日使うものとして受け入れるまで、どのような右葉曲折があったのかをまとめます。
1. まずは口に入れる練習を
初めは嫌がって当然、と予想していたので、まずは口に一瞬でも入れる練習をすることにしました。ちょっと試しに入れてみようか、とできるだけ楽しそう、かつ気軽な雰囲気で促し、口に入れさせる。ですが、盲点。入れる母親の私がまず慣れていない。小さい口を開かせてどうにかねじこみ、舌の位置を確認し。はいもちろん、すごく嫌がりました。
2. キシリトールの飴をご褒美に
そこで2日目、キシリトール100%の飴をご褒美にする事にしました。あと、舌の位置はこの際どうでもいい、ということに。まずはとにかく、どんな形でも口に入れることを優先しました。まずはキシリトールの飴を食べさせて、食べたんだからちょっとでいいからムーシールド練習しようよ、という流れを作ります。その後、一瞬でもいいから口に入れる、という練習を3日ほど続けました。
3. テレビを見せて時間を長く
口に入れることへの抵抗感がやや減ってきたところで、口に入れるタイミングで好きなテレビ番組を見せ、少しでも口に入れている時間を長くする、という段階に進みました。はじめはすぐに出してしまいましたが、徐々に数分間、口に入れたままにできるようになってきました。
4. 寝る前に口に入れる
一番苦戦したのは、この段階です。ムーシールドを手にしてから2週間近く経ち、そろそろ寝るときにつけないと、と重い腰を上げました。今日から、と決めた日に、寝る前の歯磨き後にキシリトールの飴を食べさせ、ムーシールドをつけて寝ようとうながしました。ムーシールドに慣れてきてはいたものの、ふざけてすぐに外そうとします。そこで、「プリンセスのお口になったらプリンセスのドレスを買おう」という約束をし、いつもより時間がかかったものの装着したまま眠りについてくれました!
5. 舌の位置を正しくなおす
さて、寝るときに口に入れる段階にきたものの、「つけたくない」とぐずった娘を説得してどうにかつけさせる日が2週間ほど続きました。なので、小さなおもちゃを買ったり、お菓子を買ったりするときに、「お口に入れるのを頑張っているから」と理由をつけて与えていました。
装置を入れて寝るのが習慣になった頃、舌の位置がやっぱり違う!と遅ればせながら気がつき、本人に説明して舌の位置を修正。意外とすんなりと直せて助かりました。ここまで来るのに、約1ヶ月かかりました。
以上が、ムーシールドを受け入れるまでの変遷です。振り返ってみて辛かったのが、まずは口に入れる段階と、口に入れて寝た始めの3日間です。これは無理なんじゃないか、と諦めそうになりました。こんなに本人が嫌がっているのに、ストレスが大きすぎるんじゃないか、と悩みもしました。
ですが一度慣れてしまうと、装着する事へのストレスはほとんどなさそうでほっとしています。朝までつけていられるようになるまでさらに1ヶ月ほどかかりましたが、今では朝起きてもめんどくさがってそのまま口に入れているほどになりました。
そこで肝心の噛み合わせは、どのように変化しているのか。長くなってしまったので、後日まとめようと思っています。